HS Journal vol.57

Heading Southのこれまでと、これから|代表 廣田千晶インタビュー


残り1ヶ月を切ったHeading South銀座ストア。

多くのお客様との時間を重ねてきたこの場所で、節目を迎える今、ブランドの誕生からプロダクトへの想い、そしてこれからについて、代表 廣田千晶に話を聞きました。



Q1: ブランドの誕生について教えてください

廣田: Heading Southは「すべては女性の自信のために」という想いから生まれました。

ブランド立ち上げ当初は「ありたい自分に向かってチャレンジする人を応援する」というスローガンを掲げてスタートしています。

私は外資系証券会社でアナリストとして働き、その後、独立してコンサルティング事業を立ち上げています。

性差なく働くことができていた外資系企業から、日本企業の中に入る機会が多くなったとき、本来とても能力があるのに、自信を持てずにいる女性が多くいらっしゃることに気づきました。

何らかの形で背中を押して、自信を持ってチャレンジする気持ちを持ってもらえたら…。

そう感じたことがブランドの原点です。

同時に、自分自身も働く一人として、パンプスの痛みや重いバッグがパフォーマンスを下げてしまうことに違和感を持っていました。

身につけるものが足かせになるのではなく、力を引き出す存在であってほしい。

そして、自分らしく力を発揮できる商品を通じて、働く女性の背中を押したい。

そんな思いから、Heading Southは始まりました。


Q2: ファーストプロダクト、The Soft Pumpはどのような思いで制作されたのでしょうか?

廣田: 
The Soft Pumpは、「無理をせず、自分らしく力を発揮できるパンプスを作りたい」という思いから生まれました。

パンプスを履く機会自体は、以前より減ってきているかもしれません。それでも、大切な会議や人と向き合う場面など、自分自身を整えて臨みたい瞬間は、きっとあるのではないでしょうか。

私自身、パンプスが足の痛みや疲労につながり、それがパフォーマンスに影響してしまうことを何度も経験してきました。

本来、身につけるものは力を発揮するための道具であるはずです。

だからこそ、「我慢すること」を前提にした靴ではなく、無理をせず自然体で立てる一足を作りたいと思いました。

同時に大切にしたのが、高揚感です。

快適なだけではなく、履いた瞬間に背筋が伸びるような感覚。
「これなら自信を持って臨める」と思える気持ちです。

快適性と高揚感、その両方を満たすことを目指しました。

木型の設計や革の柔らかさ、それを活かせる部材選定など、細部まで何度も試作を重ねながら完成したのがThe Soft Pumpです。

妥協のない高揚感を形にするため、イタリアのラグジュアリーブランドと同じ工場で開発・生産を行いました。


Q3: 次に、The Soft Bucketを発売したのは何故ですか?

廣田: 
バッグも、同じ問題意識から生まれています。

アナリスト時代、私はあるハイエンドブランドのメンズのブリーフケースを色違いで定番として使っていました。

ただ、デザインは好きだったのですが、とにかく重かったんです。

パンプス同様、ハイエンドブランドは美しさに優れている一方で、重さなど機能性の面では残念に感じることもありました。

パソコンや書類を入れると夕方には腕がちぎれそうになるほどで、その疲労が、確実に仕事の集中力にも影響していたと思います。

きちんとして見えることと、軽さ。

この二つを両立することは意外と難しく、本革では特に選択肢が少ないと感じていました。

The Soft Bucketでは、本革でありながらできる限り軽く、荷物を入れても負担になりにくい設計を目指しました。

オンでもオフでも自然に持てること。

どんなスタイルにも馴染むこと。

そして何より、持つことで動きやすくなること。

働く女性の日常を邪魔するのではなく、自然に背中を押せるバッグでありたいと思っています。


Q4: バッグとお揃いのレザーで作ったペンケースもありますよね?

廣田: 
はい。最近はパソコン中心の仕事が増え、ペンケースを持たない方も多くなりましたが、それでもペンを使う場面は意外と残っていると思います。

バッグやシューズと揃えて持っていただくことで、日常の中に小さな高揚感が生まれたら嬉しいと思い、制作しました。

あと、もう一つ理由があります。

Heading Southでは、パンプスもバッグも上質な革の中から特に良い部分を選んで使用しています。

そのため、どうしても革の端材が生まれます。
それを無駄にせず循環させたいという思いから、小物づくりを始めました。

素材を可能なかぎり大切に使い切ることも、ブランドとして大事にしたい価値観の一つです。

価格をできるだけ抑えてご提案しているのも、そうした背景からです。


Q5: これからも新商品の発売は予定していますか?

廣田: 
はい。これからもHeading Southを進化させていきたいと思っています。

働き方やライフスタイルの変化によって、オンとオフの境界線はどんどん曖昧になっています。

だからこそ、どんなシーンでも自然に使えて、自分らしくいられる商品を作っていきたいと考えています。

カジュアルな場面でも、少しきちんとした場でも違和感がないこと。
そして、持つことで気持ちが前向きになること。

トレンドに左右されるのではなく、長く使い続けられる美しい定番品であることを大切にしています。

ラインナップを広げることよりも、本当に日常に必要だと思えるものを時間をかけて形にしていきたいと考えています。

素材についても妥協せず、上質なものを選びながら開発を続けていきたいと思っています。

それがHeading Southの軸です。

また、お客様に対して常に誠実で正直でありたいという思いがあります。

素材や品質に対して適正な価格であること。

長く使っていただけるものであること。

そうした価値観を大切にしながら、これからも丁寧に開発を続けていきたいと思っています。


Q6: Heading South 銀座ストアは3月11日に営業終了となりますが、今後はどのような形でブランドを継続されますか?

廣田: 
日本橋ストア、銀座ストアを通じて、おかげさまで本当に多くのお客様とご縁をいただくことができました。

直接お話をしながら商品を選んでいただく時間は、ブランドにとっても、スタッフや私自身にとってもかけがえのない経験でした。


今後は少し準備の時間を持ちながら、より距離の近い形でお客様と関わらせていただけたらと考えています。


ご試着会や小規模なイベントなど、クローズドな形でゆっくりお話できる機会も増やしていけたらと思っています。

また準備ができましたら告知してまいりますので、ニュースレターやLINE、Instagramで繋がっていてくださったら嬉しく思います。


Q7: 最後にメッセージをお願いします。

廣田: 
まずはこれまでHeading Southを支えてくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。

店舗やポップアップイベントなどを通じて、たくさんのお客様とご縁をいただけたことを本当にありがたく思っております。

スタッフにも多く支えてもらいましたし、お客様から学ばせていただくことも本当に多く、心から感謝を申し上げたいと思います。

そして、Heading Southを知ってくださったものの、まだ商品に触れられていない方にも、ぜひ一度手に取っていただけたら嬉しいです。

働く女性を応援したいという思いから始まったブランドですが、選んでくださった方それぞれの日常に自然と溶け込み、そっと寄り添える存在であれたら嬉しく思います。

これからもHeading Southは、「すべては女性の自信のために」という想いを軸に、歩みを続けてまいります。

また、どこかで皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。

Heading South 代表 廣田 千晶

The Soft Pump

イタリアでつくる、素足でも痛くないパンプス

 スニーカーとパンプスの間の履きごこち
あなたの力を引き出すラグジュアリー・パンプス

 1. スニーカーとパンプスの間の履きごこち
2. 美しさと安定感を両立する4.5cmブロックヒール

3. どんなスタイルにも馴染み、朝の着こなしが決まる時短デザイン

4. かかとが浮かずに歩きやすく、足に吸い付く感覚
5. 世界最高基準の品質を、手の届きやすい価格で

The Soft Bucket

日本でつくる、本革なのに軽く毎日使いたくなるバッグ

本革なのに、驚くほど軽い
あなたの可能性を広げるバッグ

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5.メイドインジャパンの確かな品質を手の届きやすい価格で

お気軽にお越しください!

Heading Southは、東京メトロ銀座駅A1出口から徒歩10秒。ぜひお気軽にお越しください!


お困りごとはございませんか?ご質問などございましたら、LINEまたはお電話( 03-6555-3684(営業時間:火曜〜土曜11-19時、日曜11-18時 ))までお気軽にご連絡ください。

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