期間：2024年7月2日（火）〜8月4日（日）
場所：Heading South 銀座ストア / オンラインストア

山崎由佳さんイラスト描き下ろしプレゼント
7月3日（水）、6日（土）、14日（日）、26日（金）、28日（日）、8月4日（日）

上記の6日間は、山崎由佳さんが店頭で水彩画を描きます。
ご来店のお客様には、山崎由佳さんから描き下ろし原画をプレゼントします！

11年勤めた東京都の中学校美術教諭を退職し、2023年5月よりエプロンブランドYUKA FABRICの活動を開始した山崎由佳さん。

激務と言われる教育現場で、子どもたちのために命を燃やし、いつ死んでもいいと思えるくらい教員の仕事をやり切ったと感じていたそうです。

ただ、その一方、道徳の授業で「やりたいと思うことを思いっきりやりなさい」と子どもたちを諭しながらも、「自分は果たしてできているのだろうか？」「子どもたちに、自分ができていないことを言えないのではないだろうか？」と、もやもやした思いも抱えていたそう。

やがて、自身の作品を個展で発表したことで、山崎さんに転機が訪れます。

教員としてのキャリアの中で、山崎さんは小笠原諸島の学校に赴任します。そこで過ごす日々の中で、美しい自然に触れ、その風景をキャンバスに描き続けました。その後、東京に戻った山崎さんは、描き溜めた自身の作品を個展で発表したところ、小笠原の海の絵やデザインしたハンカチが予想以上に好評を博したそうです。この経験が山崎さんには大きな転機となり、ブランドを立ち上げる決意を固めるきっかけとなりました。

教員生活に区切りをつける決意をした山崎さん。ちょうど中学3年生の担任を務めていたこともあり、生徒たちと共に卒業する形で教職を離れることを決めました。退職時の挨拶では、全校生徒の前で「先生は起業するから！」と宣言し、周囲を驚かせたそうです。

商品にエプロンを選んだのは、もともとエプロンが好きだったけれども、なかなか可愛いエプロンに巡り合うことがなかったから。山崎さんは、もともと、お母さまが作ってくれたお手製のエプロンのデザインが好きで愛用していました。「この可愛いデザインに、私が描いた草花の絵柄がプリントされていたら、きっと素敵なものになるし、お洋服だと華やかすぎて抵抗がある方でも、きっと喜んでもらえるんじゃないだろうか……」そんな思いから、エプロンに辿り着いたそうです。

忙しい毎日にも、お仕事にも、特別な人が集まる日やハレの日に、こだわりのエプロンをつけて、自分らしく輝いてほしい。楽しく、彩りある時間を過ごしてほしい。そのような願いを込めて、日本の縫製職人さんの手によって、一枚ずつ丁寧に作られています。

山崎さんの描く華やかな草花の絵柄は、とても美しく、身につけると気持ちがパッと華やいで特別な気持ちにさせてくれます。女性が素敵なものを身につけて、自分らしく輝いて欲しいとの思いは、まさに、私たちHeading Southがお客様にご提供したい思いと通ずるものがあり、魅力的な商品だと自信を持ってお勧めいたします。

最後に、今回、私どもで期間限定販売を開催したいと思いましたのは、商品の素晴らしさや女性活躍を応援する私たちの理念に合致したということはもちろんですが、何よりも、販路拡大のために、銀座にある店舗を一軒一軒営業に回っていた彼女の熱意に心を動かされたからです。世にいうドブ板営業ですが、これができるガッツの持ち主は、そうそういないと思います。

「挑戦することの大切さを実感しています」と語る山崎さんは、自分が納得できる人生を生きるために、常に挑戦し続ける姿勢を持ち続けています。失敗を恐れず、失敗も含めて納得したい、後悔がないように日々を全力で生きたいという山崎さんの価値観は、多くの人々に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。