謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
2025年の新春を迎え、Heading Southは、新たなブランドスローガン「すべては女性の自信のために」を掲げ、新たな一歩を踏み出すこととなりました。これを機に、ウェブサイトも刷新いたしました。
私どもの商品、The Soft Pump [ザ・ソフト・パンプ]とThe Soft Bucket [ザ・ソフト・バケット]は、「本来の自分でいられる快適さ」と「美しさから生まれる高揚感」、この二つの要素を追求して生まれました。
外資系証券会社で働いていた頃、日々必須のアイテムだったシューズやバッグに感じていた不快さや不便さが、確実にパフォーマンスを下げていた経験から、働く女性の力の発揮を妨げるものを少しでも解消したい。この想いを原点に、お客様が日常のあらゆるシーンで自分らしく力を発揮できるよう、商品を開発してまいりました。
そして、今年は、同じコンセプトで開発された新しい商品、The Soft Flat [ザ・ソフト・フラット]も春先に登場予定です。パンプスが履きづらくなってきたお客様から多くのご要望を賜り、ラクに履けて、どんなスタイルにも合う美しいフラットシューズをお届けいたします。
銀座ストアではサンプルシューズをご覧いただけます。お陰様で多くのご期待の声をいただいております。また、銀座へお越しの際には、ぜひご覧いただけましたら嬉しく存じます。ニュースレターやSNSなどでも、今後、随時アップデートをさせていただきます。
これらの商品は、私たちの活動のスタートに過ぎません。
このブランドを立ち上げる大きなきっかけとなったのは、実は幼少期に遡ります。家父長制の考え方が強い家に生まれ、女の子だと知った父が母に「捨ててこい」と言いました。一方、その父から、「これからの時代は、女性だからといって家に入るのではなく、自活できるようになりなさい」と繰り返し助言されました。
振り返れば、この言葉が、私の人生の原点となりました。父に認められたいという思いが、仕事を頑張る力となってきたのだと思います。そしてこの言葉は、女性の可能性を信じ、応援する活動への強い原動力ともなっています。
外資系証券アナリストから経営コンサルタントとして起業し、複数の日本企業の内部に入って仕事をする中で、日本の企業において、多くの優秀な女性たちが、本来の力を十分に発揮できていない状況を目の当たりにするたびに、「可能性を秘めた女性たちの背中を押したい」という思いは、より一層強くなっていきました。
2025年、私たちは新たなステージへと踏み出します。
これまでと変わらず、商品を介して、女性が力を発揮することを後押してまいりますが、今年からは、さらに、より多くの女性たちの可能性を広げる活動を展開してまいります。自己肯定力向上のトレーナーとしての資格も活かしながら、自分と向き合い、自らの可能性を見出し、新たなチャレンジへと踏み出していく。その過程に寄り添い、共に成長していけたらと願っています。
一人ひとりが自分を信じ、チャレンジする勇気を持つとき、それは必ず社会を変える大きな原動力となることを信じています。私自身も、この想いを胸に、より良い社会を創るためのチャレンジを続けてまいりたいと思います。
2025年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年 元旦
Heading South
代表 廣田 千晶